どうも、カシマシです。
昨日もお伝えさせて頂いた
「自己表現の極意」
ですが、既に多くの方が受け取っています。
まだ確認出来ていない方は下記よりご覧下さい。
自己表現の極意(前編)
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自己表現の極意(中編)
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自己表現の極意(後編)
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タイトルの通り、自分の言いたいことが言えるようになる為のマインドセットや、具体的なアクションステップ。
それらを物語形式で紹介していますので、是非楽しみながらご覧下さい。
さて、今日は始めに
「自己表現の極意の補足」
を、していきます。
自己表現の極意の中では
「人は長所(強み)で尊敬され、短所(欠点)で愛される」
という極意を、最初にお伝えしました。
詳しくは自己表現の極意を読んで頂きたいのですが、あなたはこの極意を聞いてどう思いますか?
もしかしたら
「短所(欠点)で愛される」
という部分が、正直
「本当かな?」
と、腑に落ちていないかもしれません。
「本当に短所(欠点)を開示したら、人から愛されるの?」
「っていうか、大丈夫?バカにされない?」
と。
ここの疑問や不安を解消する為の話を、補足したいと思います。
例えば、優柔不断な性格を自分の短所だと思っているとします。
通常は
「短所=ダメなもの、改善すべきもの」
だと認識するので、出来るだけ人前で優柔不断な自分を
「出さない」
ように頑張ります。
例えば、友達とファミレスに行った時に、なかなかメニューが決まらないと、どんどん焦ってくる。
なぜなら
「優柔不断=ダメ、改善すべきもの」
だと思っているので、そのダメな一面を必死に隠そうとするからです。
なので、やっとメニューが決まった後は
「あー、なんでこんなに優柔不断なんだろう…」
と自己嫌悪してしまいますし、友達の前で気まずい空気を作ってしまう。
で、
「なぜダメだと思うのか?」
「必死に隠そうとしてしまうのか?」
という結論をここでお伝えすると
「優柔不断には短所(デメリット)しかない」
と思い込んでいるからです。
ここで覚えておいて欲しいのが、一見、短所しか無いと思う優柔不断な性格も、時と場合によっては“長所(メリット)”にもなります。
また、優柔不断とは真逆の
「決断が早い」
という性格も、時と場合によっては”短所(デメリット)”にもなりうるのです。
「どっちの要素にも短所と長所が存在するんだ」
という事実を知れば
「じゃあ、結局どっちでも良いよね」
という思考に、自然となってきます。
なぜなら
「優柔不断=ダメ、改善すべき」
という思い込みが少し緩むからです。
すると、自分の短所だと思っている要素を開示するハードルも、一気に下がりますよね。
で、実際に短所というのは、思い切って開示することで
「愛される要素」
になります。
例えば、ファミレスに入ってメニューを決める時に
「私、凄く優柔不断でメニューを見ると全部美味しそうに見えて、いつも選ぶのが最後になっちゃうんだよね、笑」
と自己開示すると、同じく優柔不断な人であれば
「あ、それ分かる!」
と共感してくれて、むしろ、距離が縮まるキッカケにもなります。
また、相手が優柔不断じゃなかったとしても
「あ、そういう一面もあるんだ~」
と、自分を知ってもらうことで、心の距離が縮まりますし
「短所を話してくれるのは、心を開いてくれてるのかな?」
って、嬉しくなる人も多いと思います。
つまり、短所(欠点)は堂々と開示出来れば
「人から愛される要素」
になるし
「心の距離」
も縮まり、より深い関係性を築けるようになります。
だから
「短所(欠点)は人から愛される武器になる」
というのは、つまりそういうことです。
ちなみに自分の欠点を隠さずに、自分で自己開示をしてしまえば、それを
「ダメ」
だと言ってくる人はほとんどいませんが、もしここで
「そんな優柔不断じゃダメだよ。もっと早く決断出来るようにならなきゃ」
と、自分の性格を否定された場合。
とりあえず、その場では自分の身を守るために
「自己表現の極意5(自分の存在と否定された事項を分けて考える)」
を、実践して下さい。
つまり今回の例の場合、心の中でこう考えます。
「優柔不断な性格を否定されただけで、自分の存在を否定されたわけではない」
と。
自分が否定されたと思うから必要以上に苦しくなるのであって、あくまで
「性格について言われただけだ」
と考えられれば、自分へのダメージはかなり抑えられます。
ただ、自分の欠点(欠点)を思い切って開示したにも関わらず、それを否定したりバカにしてくる人とは、可能であれば極力距離を置くことをオススメします。
「離れるべき人と早い段階で、見切りを付けられる」
というのも、短所(欠点)を開示するメリットですね。
共感されれば距離が縮まり、否定されても距離を置いて付き合うべき人だと分かる…
という風に、どちらにしてもメリットが大きいので、まずは
「この人は絶対に否定したりバカにしてこないだろう…」
という人に、自分の欠点(弱点)を自己開示してみるのをオススメします。
もちろん、今まで短所(欠点)を隠していた人は、それを出すのはかなり勇気のいる行動だと思います。
ただ、あえて今までやってこなかった行動をやってみるという
「逆転行動」
をするからこそ
「ずっと抱えていた悩み」
というのは、解消されていきます。
…ここまでが、自己表現の極意の補足になります。
今回の補足に関してでももちろん良いですし、自己表現の極意を実際に読んでみて
「不安」
「疑問」
「聞きたいこと」
など出てきましたら、LINEもしくはメールにて、お気軽にご連絡下さい。
全てのメッセージにご返信するのは難しいですが、可能な限りご返信させて頂きます。
また、質問が多かった事項に関しては
「特別コンテンツ」
として、YouTubeで取り上げたいと思いますので、是非遠慮せずにご質問をお送り頂けると嬉しいです。
ここで、今日の記事を締めくくろうと思いましたが、ここまで話をしていてふと、書きたくなったので、もう少しだけお付き合いください。
僕が昔、苦手だった人の話です。
…まだ言いたいことが言えず、自信が無くオドオド・ビクビクしていた頃の僕は、特にこういう人に悩まされていました。
★スグに感情的になる奴
★自分のことを否定、批判してくる奴
★短所や欠点をバカにしてくる奴
★価値観を押し付けてくる奴
なぜ、こういう人に悩まされていたのかというと、僕自身が人一倍
「感情の影響を受けやすかったから」
です。
僕が社会人1年目の頃、後ろの席にいた上司がすぐにイライラして
「舌打ちをするクセ」
がありました。
舌打ちを聞くたびに
「僕が何かしてしまったんじゃないか?」
と気になって、仕事に集中出来ませんでした。
感情的な人はとにかく苦手でしたし、僕の中では「敵」でした。
僕はとにかく繊細で、自分に自信が無かったので、相手から否定されたり批判を受けたりすると、最低3日は引きずっていました。
「お前、喋り声小さいねん」
と言われただけでも
「グサッ!!」
と心に突き刺さり、長期間引きずっていました。
なぜ長期間引きずっていたのか?
それは、語尾に
「だからお前はダメなんだ」
という言葉を勝手に、自分の心の中で付け加えていたからです。
「お前、喋り声が小さいねん→だからお前はダメなんだ」
という風に捉えていたからこそ、否定・批判されることに過度な恐怖心があったし、実際に大きなダメージを受けて引きずっていました。
言われた人の気持ちを考えず、平気で面白がって短所や欠点をバカにしてくる奴は、本当に”消えて欲しい”と思っていました。
…ついつい言葉が悪くなってしまいましたが、短所や欠点をバカにしてくる奴に対しては、それぐらい
「嫌悪感」
を抱いていたし、極力関わりたくなかったです。
例えば僕が勤めている会社にいるA先輩は
「会社の人とは全てコミュニケーションをとるべきだ」
という”価値観”を持っています。
それは別に良いのですが、その価値観を”僕”に押し付けてきます。
「お前、会社の人ともっとコミュニケーションとらなあかんぞ」
「積極的にコミュニケーションとりにいかないと、会社での居場所が無くなるぞ」
という風に。
もちろん相手は”良かれ”と思って言っていると思います。
でも僕はこう思う。
「放っておいてくれ」
と。
僕は会社の”合わない人”ともコミュニケーションをとり、愚痴を言い合うというような生産性の無い話をするよりも、
休憩時間は1人で電子書籍を読んだり、自分の好きなことをする方が”充実感”を感じます。
なので、意図的に会社の人との会話は“最小限”に留めています。
僕はそういう価値観を持っているのですが、一方的に
「コミュニケーションをとらないのはいけない」
と、価値観を押し付けられるとそれが凄くストレスになっていましたし、そういう人とは余計に“コミュニケーションをとりたくない”と、思っていました。
…という感じで、過去に僕が悩まされていた人の特徴について、書いてみました。
もしかしたらここまでの話を聞いて
「あー、それ分かる!」
「実は私もそういう人に悩んでいるかも…」
と、感じられたかもしれません。
今後の記事では、そういう人から
「悩まされなくなる為のヒント」
も、発信していこうと思います。
なので、明日以降の記事も、楽しみにしておいて下さい。
今日はお伝えしたいことが多く、ついつい長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございます!
それでは、また!
カシマシ
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