これは、過去の僕がずっと溜め込んでいた心の叫びです。
もしかしたらこのメールを読んでいるあなたも、
「言いたいことがあるのに言えない」
と、リアルタイムで悩んでいるかもしれません。
もし
「言いたいことが言えない」
だったり
「自分の素直な気持ちを伝えるのが苦手」
という悩みを抱えている場合は、このメールを読むことで、なぜ言いたいことが言えないのか?
その原因が分かり、自分の本当の気持ちを表現出来るようになります。
また、相手からどう思われるかが異常に気になるという悩みから解放され、人に振り回されないメンタルが手に入ります。
これを聞いて少しでも
「あ、それ良いな」
って思ったとしたら、是非最後まで読んでみて下さい。
きっと、色々な気付きが得られると思います。
─目次─────────────
1.なぜ10年間言いたいことが
言えなかったのか?
2.言いたいことが言えない正体
3.否定に対する恐怖心を
100→10に減らす方法
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【1】なぜ10年間言いたいことが
言えなかったのか?
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僕は学生の頃から10年以上、言いたいことが言えなくて悩んでいました。
例えば小学生の時、あまり一緒に遊びたくなかった友達に
「遊ぼう!」
って誘われた時に、断ることが出来ませんでした。
だからいつも、無理やり遊んでいたんですね。
本当に遊びたくない時はそれでも言えないので、居留守を使うことで遊びを回避していました。
また、高校生の時は軽音部でボーカルをしていました。
ボーカルなのでもちろん歌いたい曲があった訳ですが、
「この歌をやりたい!」
という要望を伝えられなかったんですね。
で、メンバーの一人が
「この曲をやりたい!」
って言った曲が、僕はやりたくない曲でした。
でも、やりたくないなんて言えないからその意見に流されてしまい、結局その曲を歌うことになりました。
そして、ここは一番自分の気持ちを優先すべき場面だったのに、優先出来なかったシチュエーションがあります。
過去に、ペアーズというマッチングアプリをしていた時に、ある1人の女性(Aさん)と出会いました。
詳しい情報は割愛しますが、一言で言うとかなり変わった女性でした。
で、2回目に会う約束をして待ち合わせ場所に向かうと、そこにいたのはAさんだけではなく、男性Bさんと、女性Cさんが立っていました。
女性CさんはAさんの母親で、男性Bさんはなんと、Aさんの婚約者だったのです。
「いや、これはまずいでしょ…」
と思い、これまでの経緯を必死に伝え、何とか分かってもらえました。
「もう、こんな空気嫌だ!」
「一刻も早く帰ろう」
と思っていたその時、女性Cさんがとんでもないクレイジーな提案をしてきました。
「これから皆で一緒にカラオケ行かない?」
と。
「いや、なんでこの状況で一緒にカラオケに行こうと思えるの?」
って、頭がおかしくなりそうだったし、とても行く気にはなれなかったのですが
「帰ります」
の一言が言えなくて、そのままカラオケに付き添うことになりました。
…こんな感じで
「嫌だ!」
「こうしたい!」
という自分の素直な気持ちを、伝えることが出来なかったんですね。
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【2】言いたいことが言えない正体
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じゃあなぜ、過去の僕はこんなにも言いたいことが言えなかったのか?
それは、純粋に
『否定されるのが怖かったから』
です。
じゃあなぜ、そんなにも否定されるのが怖かったのか?
それは
『否定される=自分の存在が否定される』
と、認識していたから。
で、自分が否定されるというのは、自分の「存在価値」を否定されるのと同意義なんですよね。
つまり、否定に対してそういう認識でいると、万が一否定された場合深刻なダメージを受けることになります。
だから
「こうしたい!」
という想いがあっても
「嫌だ!断りたい!」
という想いがあっても、その想いを口にすることが出来なかったんです。
しかも、当時はそういう気質があるって知らなかったのですが、
人一倍敏感で繊細なHSP気質を強く持っていたので、ネガティブな感情も人一倍味わうことになります。
例えるなら、HSPじゃない人は沢山の防具を装備していて、一度敵に攻撃された時のダメージが10だったとします。
一方でHSP気質が強い人は、防具を何も装備していないのと同じような状態なので、
一度敵に攻撃された時のダメージが50や80、場合によっては100以上のダメージを受けてしまうのです。
つまり、
『否定=自分が否定された』
という認識を持っているからこそ、否定に対して異常な恐怖心を抱いてしまいます。
これが、なぜか言いたいことが言えないというメカニズムであり、正体です。
さらに、HSP気質が強ければ、ネガティブな感情に対して受けるダメージも強くなるので、
なおさら、言いたいことが言えなくなるというワケですね。
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【3】否定に対する恐怖心を
100→10に減らす方法
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じゃあ、否定に対する恐怖心を和らげて、自分の素直な気持ちを伝えられるようにするにはどうすれば良いのか?
という疑問が出てくると思いますが、それはたった1つの考え方を採用することで解決します。
その考え方とは、
『ニューロロジカルレベル』
です。
…頭が「ハテナ」でいっぱいだと思いますが、ニューロロジカルレベルとは要するに
「否定(指摘)されたことと自分自身を分けて考える技術」
のことです。
例えば、友達に好きな歌手を聞かれて
「Aという歌手が好き!」
と答えたとします。
そしたら
「えー、私はその歌手好きじゃないな」
というレスポンスが返ってきたとします。
ここで、いつもなら
「うわ、否定された(自分が)」
という風に捉えてしまっていたとしたら、ここでニューロロジカルレベルを考えてみます。
何かしら否定された時や指摘を受けた時は、次の質問を自分に投げかけてみて下さい。
「何に対して否定されたのか?」
例えば今回の例だったら、自分の好きなものを否定されたと思います。
自分の好きなものというのは、価値観ですよね。
つまり、自分が否定されたのではなく「自分の価値観」が否定されただけです。
価値観は人それぞれ違うので、否定されることがあるのは当然ですよね。
僕も、口には出さなくても心の中で
「俺はそれ、好きじゃないな」
って思うことはあります。
つまり
「価値観を否定されただけだ」
と認識することによって
「自分の存在を否定されたわけではない」
ということが分かります。
そしたら、
「自分に価値が無い、存在価値が無いと言われたわけじゃないんだ」
ということが分かるので、結果的に否定された時のダメージを、
100から80、50、30…と、和らげることが出来るんです。
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【4】まとめ
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ということで、まずは家族や恋人、会社の上司から何かしらの否定や指摘を受けた時に、
「何に対して指摘を受けたのか?」
「何に対して否定されたのか?」
という質問を、自分に投げかけてみて下さい。
そして、その否定や指摘は自分自身を攻撃する為にしてるんじゃないんだ、というのを実感していって下さい。
その繰り返しによって
「あ、自分が言いたいことを言って例え否定されたとしても、それは自分の存在を否定しているわけじゃないんだ!」
ということが腑に落ちれば、自分の素直な気持ちを伝えられるように、確実になっていきます。
もちろん、今日話したニューロロジカルレベル以外にも、否定や指摘を受けた時のダメージを最小限に減らす技術は沢山あります。
それは、前回から案内している、生きづらさ解消ロードマップセミナーでもお伝えしていますし、
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今回のメールでお伝えしたニューロロジカルレベルは、数ある技術のうちのほんの一部ですが、
かなり強力なワークなので是非、否定や指摘を受けた時には試してみて下さい。
それでは、また!