どうも、有村祐樹です。
それではメルマガの続きである
「短所は人から愛される要素になる」
について、より理解が深まる話をしたいと思います。
※文章と同じ内容を音声でも話しているので、文章を読むのが苦手な方や、耳で聞いた方が頭に入ってくる方は、音声をご活用ください。
あるAさんと、Bさんの話です。
AさんとBさんは二人とも “人前で話すと赤面してしまう” という短所(弱み)を持っています。
まずはAさんの場合、赤面した時のパターンは「赤面を隠そうとする」です。
ちなみに赤面を隠そうとするとどうなると思いますか?
まず、隠そうとすると余計に赤面を意識してしまいます。
赤面している自分を想像してしまうんですね。
なので、結果的に人前で話す時に赤面してしまう。
赤面してしまった時に恥ずかしいので、赤面がバレないように、顔を隠したり赤面していることを気にしないふりをする。
でも、心の中では
◆恥ずかしい
◆気まずい
という、ネガティブな気持ちでいっぱいなわけです。
そうしてAさんが気まずそうにしていると、相手もそれを察知してAさんに気を遣います。
大抵の人は、気付かないふりをしてくれるわけです。
でも実は、相手も赤面には気付いてるわけで…
このように、自分の気まずい部分や欠点を隠そうとすると、相手も気を遣うし自分も気を遣う。
その結果、お互いに打ち解けられなかったり、表面的な浅い関係しか築けなくなってしまいます。
お互いに距離を置くようになってしまうわけです。
一方で、Bさんが赤面した時のパターンは「赤面していることを言っちゃう」です。
「今、顔赤くなってますよね?私、人前で話すと緊張してすぐに赤面しちゃうんです」
「赤面したらいかにも緊張してるってバレるから恥ずかしいんですよね」
という風に。
もしもあなたが、学校の友達や会社の同僚から、そんな感じで欠点や短所をあらかじめ自己開示されたらどう思いますか?
あなたも同じような悩みがあれば
「あ、それめちゃ分かります!」
と親近感が湧いて、自分も自己開示したくなるのではないでしょうか?
もし自分が赤面するタイプじゃなくても、恥ずかしいことを素直に話してくれた相手に対しては、自分も心を開いて話をしたくなるのではないかと思います。
そう、欠点を隠さずに出した方が共感されるし距離も縮まるし、実はメリットが多いんですね。
逆に隠そうとすればするほど自分でも短所が気になる。
自分が気にしていることは、それが相手にも伝わって相手も気になってしまいます。
気になるから気を遣われるし、逆に指摘されたりバカにされたりされやすくなるわけです。
相手の気持ちが分からないデリカシーの無い人でない限り、自分の短所、弱みを話してくれたら
「心を開いてくれてるのかな?」
って、なんだか嬉しい気持ちになりますよね。
「可愛いな」
とすら、思うかもしれません。
逆にあなたが短所(弱み)を開示して
「マジか!変なの(笑)」
「赤面するとかウケる(笑)」
とバカにしてくるような人がいたとしたら…
そんな人とは距離を置き、付き合わないことをオススメします。
離れるべき人と、早い段階で見切りを付けられるというのも、短所(欠点)を自己開示するメリットですね。
ということで、どちらにしてもメリットが大きいので、まずは
「この人は絶対にバカにしないだろうな…」
という人に、自分の短所を自己開示してみる “逆転行動” を、してみるのをオススメします。
今まで短所(欠点)を隠していた人は、それを出すというのはかなり勇気のいる行動だと思います。
だからこそ、まずは家族や仲の良い友達など、バカにされたり批判されないと確信出来るような人に、自分の欠点や短所を自己開示をすると良いでしょう。
例えば「優柔不断」な自分を短所(欠点)だと感じているとしたら…
「私、実は凄く優柔不断で、お店のメニュー選びも迷いすぎて5分ぐらいかかる時があるんです…笑」
という感じで、あえて自己開示してみる…
そんなイメージです。
自己開示することで、むしろ共感してくれたり、自己開示する前よりも仲が深まる感覚を実感出来ると
「人は長所(強み)で尊敬され、短所(欠点)で愛される」
の
「短所(欠点)で愛される」
が、より腑に落ちると思うので、是非実践してみて下さい。
こんな人いませんか?
今日は最後に、僕が過去に
「こんな人に悩んでいた」
「こんな人は苦手だった」
という人の特徴について、あえて言語化したいと思います。
人によってはこの話を聞いて耳が痛かったり、不快に感じたりするかもしれません。
もしそれで、僕のことが嫌になったとしたら、遠慮なくメルマガ解除して頂いて大丈夫です。
そうではなく、この後の話を聞いて
「いやー、それ分かります!」
「私もそういう人は嫌です!」
と共感出来る部分があったり、もしくは
「もっと自分自身を成長させていきたい!」
という気持ちになった方は、明日以降のメッセージも是非受け取って頂きたいなと思います。
ということで話に戻りますが、僕が
「こんな人に悩んでいた」
「こんな人は苦手だった」
という人の特徴は
◆短所や欠点をバカにしてくる人
◆自分の価値観を強要してくる人
◆他力本願で、すぐ人のせいにする人
です。
過去の僕は、こういう人たちに悩まされていました。
そして実際にメンタルも病んでいました、苦笑
今は対処の仕方も知っているので、対処することは可能ですが、積極的には付き合いたくない人であることに変わりないです。
ということで、まず
短所や欠点をバカにしてくる人
ですが、僕はそういう人とは積極的に関わりたくないと思っています。
というのも、短所や欠点を持っている本人は凄く気にしているし、非常にデリケートな部分ですよね。
それを平気でバカにするような人とは、僕は付き合いたいと思いません。
そして、
自分の価値観を強要してくる人
これも過去に凄く悩まされていました。
5年以上前の話ですが、ある日僕は会社の上司に呼び出されました。
そして、呼び出された先でこう言われたのです。
「もっと自分から積極的に皆とコミュニケーション取りに行かなあかんぞ。」
「スマホばっかりいじってたら、自分の居場所も無くなって会社にも来づらくなるぞ。それでもええんか?」
僕はこれを言われた時、上司の方には申し訳ないのですが、
「あまり、先輩の価値観を押し付けないで欲しい…」
と、不快な気持ちになっている自分がいました。
とはいえ、上司の方も嫌がらせで言っているのではなく、僕の為を思って言っているはずなので、それは純粋に感謝すべきことです。
ただ僕は、会社の皆と浅く広い関係を作りたいとは思っていませんでした。
なんなら、仕事以外の時間は1人スマホで電子書籍を読んだり、LINEやメルマガで発信したい内容を考えたり…
そうしたことに時間を費やしたいと思っていました。
一人静かに過ごす時間に対して、居心地の悪さを感じた事は特になかったんですね。
なので
◆会社の皆と積極的にコミュニケーションを取らないといけない
◆スマホばかりいじってたら自分の居場所が無くなるからやめとけ
という価値観を押し付けられるのは正直不快でした。
今であれば、相手の気持ちも配慮しつつ、自分の正直な気持ちも伝えることが出来ますが、昔はそれが出来なかった。
なぜなら “否定される恐怖” があったから。
「それは違うんじゃないか」
「その考え方はおかしい」
「その考え方は、改めた方が良いんじゃないか?」
って、否定されるのが怖かったんです。
なので、もしこれを読んでいるあなたも
「あー、分かる!私もそういう人苦手なんだよね…」
「というか、私も似たような場面に遭遇して、悩んだことがある」
と、思われたとしたら…
★そういう人たちに振り回されないメンタル
★否定に対する恐怖を和らげる技術
を手に入れることで、必要以上に相手の言動に振り回されることなく、自分の気持ちをきちんと伝えられるようになります。
自分の気持ち、意見、要望をきちんと伝えられるようになれば、人間関係もグッと楽になるはずです。
それを実現する為の第一歩が、今回お伝えした
「バカにしてこないような人に、短所(欠点)を自己開示する」
です。
なので是非、今この瞬間に
1、自分の欠点(短所)を書き出す
2、その欠点(短所)を開示する人を決める
までを、実践してみて下さい。
そして近いうちに、実際にアクションしてみましょう。
また、可能であれば実際にアクションしてみた感想を、送って頂けると嬉しいです。
もちろん失敗した場合も是非ご報告下さい。
ご希望であれば
「なぜ失敗したのか?」
「次は、どうすれば良いのか?」
など、ご返信させて頂きたいと思います。
それではまた明日、メールしますね!
p.s.伝え忘れていましたが、最後の要素
「他力本願で、すぐ人のせいにする人」
これは、そのままですね。
「(自分が努力しなくても)あなたが私を幸せにしてくれる」
「(自分が頑張らなくても)あなたが私の悩みを解決してくれる」
と言って、自分は努力しようとしない人。
なのに、上手くいかなかった時は
「あなたがいけないんだ!あなたが悪いんだ!」
と、”相手のせいにするような人” です。
僕は、繊細さんが生きづらさを解消する為の知識やノウハウをお伝えしていますが、それを実際に学び、行動して現実を変えていくのは、その人自身です。
なので
「他力本願ですぐに人のせいにする人」
に関しては、僕自身が直接コンサルやサポートを行うのはお断りしています。
それは、お互いの為にならないからですね。
…ということで、かなり長くなってしまいましたが、今回の記事はこれで終わりにしたいと思います!
※昨日お伝えしていたビデオシリーズですが、いよいよ明日からスタートしたいと思います。明日のお昼13時頃に概要をお届けするので、お楽しみに!
有村祐樹